ガムピーリングの値段は?治療内容・回数・タイミング・注意点も解説!

ガムピーリングを受けた女性

こんにちは。東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」です。

歯茎が黒っぽいと不健康な印象になるため、ピンク色の綺麗な歯茎を取り戻したいと考える方も多いのではないでしょうか。ガムピーリングは、綺麗な色の歯茎を取り戻せる施術です。

歯磨きなどでは色素沈着した黒ずみは落とせませんが、ガムピーリングならば歯茎の色の改善が期待できます。

今回は、ガムピーリングの値段や回数、注意点などガムピーリングについて解説します。

ガムピーリングとは

ガムピーリングを受けた笑顔の女性

ガムピーリングとは、色素沈着によって黒ずんだ歯茎を健康な色に改善するための歯科治療です。喫煙や紫外線などメラニン色素の着色で歯茎は黒ずんでいきます。また、銀歯をしている場合、長年の使用で金属が溶け出し、歯茎が黒ずむこともあります。

こうした歯茎の黒ずみは、歯磨きなどで自力で改善することはできません。

ガムピーリングでは、専用の薬剤やレーザーを使用し、色素沈着している歯肉の薄皮を剥がして再生していく治療です。治療回数を重ねることで新しい歯茎に生まれ変わり、美しい色を手に入れられます。

ガムピーリングの値段は?

電卓と歯の模型

ガムピーリングの値段は、1回5,000円~1万円が目安です。

審美性を高めるための治療なので保険が適用されません。自由診療の扱いになり、歯科医院ごとに値段設定が異なります。

上顎と下顎がセットの価格になっていることもあれば、片顎のみの価格になっていることもあるため、あらかじめ確認が必要です。

ガムピーリングの治療内容

歯茎のレーザー治療イメージ

ガムピーリングには、いくつかの治療方法があります。歯科医院ごとに対応している治療方法が異なるので、希望する治療方法の有無を確認しておきましょう。

薬剤治療

エタノールやフェノールなどの薬剤を歯茎に塗布するピーリング方法です。薬剤によって表面の歯茎にダメージが与え、時間が経過すると白いかさぶたのようなものが生じます。このかさぶたが薄皮となり、数日後に剥がれ落ちます。

そうすると、本来持つ美しい歯茎の色に戻っていきます。効果は個人差がありますが、複数回続けると歯茎が綺麗な色になります。

レーザー治療

歯茎が黒ずんでいる箇所へ、専用器機のレーザーを照射する治療です。レーザーを照射することで黒ずみの原因であるメラニンが除去され、歯茎を綺麗な色に戻せます。

レーザー治療は短時間の施術で痛みも少なく、数日~1週間ほどで効果を実感できます。

ただし、色素沈着が濃い場合は複数回の施術が必要です。

外科手術

外科手術でも歯茎を綺麗にすることができます。外科手術で黒ずんだ歯茎の表面を切り取り、綺麗な粘膜へと再生させます。

外科手術によるガムピーリングは、重度のメラニン色素の沈着や、銀歯などが原因で黒ずみが生じているメタルタトゥーの場合に行われます。軽度の黒ずみの場合は他の方法が推奨されます。

ガムピーリングは痛い?

歯茎が赤くなっている女性

ピーリングというと痛みを伴うイメージがあるかもしれません。ガムピーリングを実施する前には麻酔を治療箇所へ塗布するため、治療中の痛みは感じにくいです。

しかし、治療後に麻酔が切れてから痛みが出ることがあります。痛みの感じ方は個人差がありますが、ヒリヒリ・ピリピリとした痛みと表現する方が多いです。

数時間から数日で痛みは治まりますが、1週間ほど経過しても痛みが続く場合や、痛みが強い場合には、歯科医院へご相談ください。また、治療後は歯磨きのブラシが当たると痛みが出やすいため、優しく磨くように心がけましょう。

ガムピーリングの回数

治療回数を確認する歯科医と女性

ガムピーリングの効果の出方には個人差がありますが、治療後すぐに効果が出るのではなく、治療から数日~1週間ほどで歯茎が白っぽく変化します。白っぽくなった皮が剥がれると、綺麗な色へ近付きます。

一度の治療で理想の色になる方もいれば、複数回の治療が必要になる方もいます。

ガムピーリングをするタイミング

カレンダーと歯科治療器具と歯の模型

ガムピーリングは「歯茎の黒ずみが気になる」「歯茎を綺麗にしたい」など、歯茎のお悩みを抱えたタイミングで受ける方が多いです。とくに、次のようなタイミングで治療開始するとよいでしょう。

虫歯や歯周病の治療後

虫歯や歯周病があると、ガムピーリングで痛みや炎症などの症状が悪化する可能性があります。虫歯や歯周病による炎症がみられる場合、虫歯や歯周病の治療が優先されます。

口内の状態を確認し、虫歯や歯周病など問題がなければガムピーリングの治療に進むことが可能です。

自分でも気づいていないものの虫歯や歯周病は進行しているようなケースもあります。まずは、歯科医院で口内状況を確認してもらい、そのあとにガムピーリングの治療を受けましょう。

妊娠前、出産後

妊娠中でもガムピーリングによる影響はないと考えられていますが、明確なデータがありません。安全性を優先するために、ガムピーリングは妊娠前や出産後に受けることを推奨する歯科医師が多いです。

禁煙後

喫煙すれば、ステインが歯茎に付着しやすくなるため、歯や歯茎の着色が起こります。ガムピーリングで歯茎を綺麗にしても、治療後に喫煙を続けていれば再び歯茎が黒ずんでいくでしょう。

ガムピーリングの効果を継続させるためにも、喫煙を控えられるタイミングで治療を受けることを推奨します。

ガムピーリングをするときの注意点

人差し指で合図をする女性の歯科医

ガムピーリングをするときには、いくつか注意すべき点があります。治療を受ける前に、注意点について知っておきましょう。

薄皮を無理に剝がさない

ガムピーリングの治療後は、数日で治療箇所が白っぽくなってめくれてきます。この時に、薄皮が気になるからと無理に剥がしてはいけません。無理に剥がせば、痛みや出血を起こすことがあります。

また、まだ皮膚が再生されていな状態で剥がすことになるため、綺麗な色にならないかもしれません。放っておけば自然に薄皮は剥がれていくので、触らずに剥がれ落ちるのを待ちましょう。

刺激のある食べ物を避ける

ガムピーリングの治療後は、歯茎が敏感な状態になっています。刺激のある食べ物を食べると、ヒリヒリした痛みを感じることがあります。

辛い物や酸っぱい物、炭酸飲料など刺激のある食べ物は避けるようにしましょう。

タバコを控える

上述したように、喫煙をする方は歯茎への着色が起こりやすいです。ガムピーリングで治療をしても喫煙を継続していれば、再び歯茎が黒ずんでしまいます。

治療効果を維持できないため、禁煙や喫煙量を減らすなどの努力が必要です。

着色する飲食物を避ける

ガムピーリング後に着色しやすい飲食物を摂取すれば、治療効果を最大限に発揮できない可能性があります。治療後は肌が再生されていく途中なので、着色しやすい飲食物は避けるべきです。

ワインやコーヒー、紅茶、カレーなどは着色しやすい飲食物です。

口腔内を清潔にする

ガムピーリングをした後の歯茎は敏感になっているので、口腔内を清潔にすることが大切です。細菌が繁殖すれば、歯茎の炎症など口腔内トラブルを引き起こす可能性があります。歯磨きやうがいなどで清潔を維持するようにしましょう。

ただし、治療後は歯磨きのブラシが歯茎に当たると痛みや出血を引き起こすことがあるため、優しく磨くようにしてください。

被せ物・詰め物を取り換える

被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)が金属の場合、金属が溶け出すことで歯茎が黒ずむメタルタトゥーが起こります。メタルタトゥーはレーザー治療や外科手術で改善することができますが、原因である被せ物・詰め物を金属以外の素材に変更しなければ再発します。

再発予防のためにも、素材の変更を検討しましょう。

まとめ

きれいな歯茎の女性

ガムピーリングは1回5,000円~1万円ほどで黒ずんだ歯茎を綺麗にすることができる治療です。一度で綺麗になる場合もあれば、複数回の治療が必要になる場合もあります。歯茎の状態によって必要な回数は異なるため、まずは歯科医院でご相談ください。

ガムピーリングを検討されている方は、東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療、矯正治療、入れ歯治療など、さまざまな診療を行っています。審美歯科やインプラント、ホワイトニング、クリーニングなども実施しています。

診療案内ページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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