Orthodontic
矯正歯科
矯正歯科とは
人の第一印象は出会ってほんの数秒で決まると言われています。
第一印象を左右する要因の中でも最も影響を及ぼすのが視覚的情報(顔や髪型、服装など)であり、その中でも口元は目元同様にお顔の印象に与える影響は絶大です。皆様の歯並びを含む口元は気付かないうちに無意識的に他の方から見られ判断されているということになります。それでは歯列矯正は見た目だけの改善なのか?答えはNOです!
矯正歯科では見た目の改善はもちろんですが、歯並び・歯のアーチを理想的なポジションに移動させることで歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病になりづらい口腔環境を手に入れることができます。また噛み合わせのバランスはお顔のバランス、体全体のバランスといったように骨格にまで影響を及ぼします。
よって矯正歯科とは、審美性(見た目)の改善+機能性の改善を行う、歯科治療の中でも土台となる基本の治療分野といっても過言ではないでしょう。
歯並びが悪いと何が問題なの?
では歯並びが悪いとどの様な問題が起こるのでしょうか。
歯並びが悪いことで起こる問題
- 食べ物が詰まりやすい
- 歯ブラシが行き届きにくく、虫歯や歯周病、口臭などの原因になる
- 発音に影響する
- 噛み合わせのバランスが悪いことで歯への負担が不均一に。諸症状を引き起こす
- 噛み癖や悪習癖に繋がり、顎関節症や頭痛などの他の箇所でも症状が出ることも
歯並びが悪いことで見た目にコンプレックスを抱いてしまうことはもちろんですが、虫歯や歯周病などのリスク、お口以外のトラブルにもつながります。
矯正治療のメリット·デメリット
メリット
- 歯並びが良くなることで、笑ったときだけではなくお顔の印象が変わり、外見のコンプレックス解消に繋がります。
- 歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを下げることができます。
- お口の清掃がしやすくなるので口臭改善にもつながります。
- 噛み合わせ改善により顎関節症や偏頭痛の改善、全身的な健康にも関与。
- 均等に歯が接することで局所的な歯への負担が減り、詰め物や被せ物など治療後の予後にも関与します。
デメリット
- 種類によっては矯正装置が目立ってしまうものがあります。
- 装置をつけていると、慣れるまでは話しづらさがあります。
- いかなる矯正装置においても、より細かい部分まで丁寧に歯磨きをする必要があります。
- 歯を動かす(動かすために圧がかかる)ことによる痛みを感じることがあります。(矯正装置により差があります)
- 治療期間が長くなります。(状態次第ですが、数年の治療期間を要することも多くある)
- 治療費が他の診療に比べて高価になります。
当院のマウスピース矯正について
透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)のため歯に装着しても目立ちづらく歯並びを矯正することが出来ます。※白金SAIKI DENTAL CLINICでは世界シェアNo,1を誇るインビザライン社が提供しているインビザラインGoを採用しております。→短期間でかつ歯並びの乱れが軽度な方向けの、特に前歯に特化したマウスピース矯正治療です。
薄い(0.5mm程)マウスピース型の装置を用いて少しずつ歯を動かします。装置は自分で自由に取り外し可能。そのため装着時間が守れなかったり、不適切な使用方法で歯の動きに影響が出ますので自己管理が非常に大切な治療になります。
インビザライン(マウスピース型矯正治療)
インビザラインとは、オーダーメイドで製作する薄い透明なマウスピース型の矯正装置です。1999年にアメリカのアライン・テクノロジー社によって開発され、テレビ広告などを通じて世界の主要各国にて販売されており、現在、世界100ヵ国以上全世界で1000万人を超える患者様が治療を受けています(2021年5月時点)。
現在は、複数の会社がマウスピース矯正市場に参入し開発が行われており、マウスピースの形状やシステム自体の違いからマウスピース矯正を取り扱う歯科医院ごとでもメーカーの違いや種類の違いにより金額が様々となっております。※当院では矯正治療をお考えの患者様の中でもマウスピース矯正をご検討の全ての患者様に安心して治療を受けていただくための一案として、世界シェアNo,1であるインビザライン社のマウスピース矯正を導入するに至りました。最も歴史があり最もシェアが多いということはそれだけ豊富な患者様のデータの蓄積があります。桁違いです。それにより歴史が浅いメーカーの物と比較すると治療の再現性も当然高くなります。
マウスピース矯正をオススメな方
こんなお悩みはありませんか?
当院は以下のようなお悩みを持つ方へマウスピース矯正をおすすめしております。(歯並びの状態などによってはお勧めできない場合もあります。)
- 矯正装置が目立つのは嫌、職業柄目立つ装置をつけることができない
- 固定式の矯正装置が嫌
- ワイヤー矯正は痛そうで怖い
- コンタクトスポーツに取り組んでいる
- 歯並びを治すためならしっかりと使う自信がある
当院のマウスピース矯正(インビザラインGo)の
メリット・デメリット
メリット
- 透明で目立たない
-
透明で厚さ0.5mm程のマウスピース型の装置なので、笑ったときに装着していることがわかりづらいです。従来のワイヤー矯正装置のように笑ったときに装置が見えたり、食事のときに食べかすが装置に詰まるといった、マイナスなイメージがないため、見た目を気にすることなく、歯並びを整えることができます。
- 治療期間が短く通院回数が少ない。
かつ低価格。 -
インビザラインGoシステムの特徴でもありますが、マウスピースの枚数は最大で20枚(20ステージ)、かつ第一大臼歯・第二大臼歯(親知らずを除いた奥歯2本)を動かさないマウスピース矯正システムです。1枚のマウスピースは1~2週間で交換となりますので、治療期間は概ね半年~1年未満となります。※マウスピースの枚数(=治療期間)には個人差があります。
従来のワイヤー矯正とは違い、最初の歯並びからゴールまでの歯並びが整っていく過程を専用のコンピューターでシミュレーションし、マウスピースを一度に制作するので、通院回数を抑えることが可能です。
- 取り外し可能
-
従来のワイヤー型の矯正装置と違い、自由に取り外しが可能でお食事の際には外していただくものになります。また、金属製のワイヤーやブラケットを装着しないので、緊急を要する装置の脱落の心配もありません。
- 金属アレルギーの心配がない
-
インビザラインは薄い(厚さ0.5mm程)プラスチックで作られているので、これまで金属アレルギーで矯正ができなかった方々にもおすすめです。
- 口腔内を健康な状態に保てる
-
取り外しが可能なため、普段通りのブラッシングが可能です。ワイヤーやブラケットを装着する矯正方法と比較し、磨き残しやブラッシングにおいても有利です。
- ホワイトニングと一緒に行うことができる
-
一般的にホームホワイトニングは、薬剤を塗ったマウスピースを装着することで、ご自宅で歯を白くすることができる方法です。インビザラインは同様にマウスピースを使う矯正方法ですので、ホワイトニングをしながら歯並びを整えることが可能です。
※状態によっては控えていただいた方がいい場合もありますので、気軽にご相談ください。
デメリット・リスク
- 装着時間が守れないと
効果が出ない -
装着時間は1日最低20時間以上(22時間以上を推奨)となります。1日の決められた時間装着ができない場合、当然のことながらシミュレーション通りに歯が動かず治療期間が長引くとともに、予定しない歯の動きによってマウスピースの作り直しが必要となることもあります。
- 軽度~中度の不正咬合に対応
-
抜歯が必要な場合など、不正咬合の状態によっては理想的な歯並びまで改善することが難しい場合があります。患者様の不正咬合の状態やお口の中の状態、ご要望によっては適応外となることもありますので、その際には別の方法をお勧めする場合もあります。
- 後戻りの可能性がある
-
矯正後も歯や歯を支える骨が不安定な状況がしばらく続きます。綺麗に整った歯並びをキープするために、マウスピース矯正後もリテーナー(保定装置)が必要となります。
- 歯を少なからず削ることがある
-
最大で0.5mmではありますが歯と歯の間を削り、歯をスムーズに動かすためのスペースを作ることがあります。
マウスピース矯正の費用
術前検査(シミュレーション) 費用は16,500円(税込)
種類 | 費用 |
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インビザラインGo(上下) | 費用は440,000円(税込)となります。 |
インビザラインGo(上or下) | 費用は330,000円(税込)となります。 |
リテーナー(上下) | 費用は33,000円(税込)となります。 |
リテーナー(上or下) | 費用は22,000円(税込)となります。 |