インビザライン Goとは?特徴や費用、メリット・デメリットを徹底解説!

インビザライン Goのマウスピースを持っている人

こんにちは。東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」です

歯列矯正の方法には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があり、近年は目立たないマウスピース矯正の人気が高まっています。

マウスピース矯正には、インビザライン Goという種類があることをご存じでしょうか。インビザライン Goは、前歯の矯正に特化した治療方法です。

ここでは、インビザライン Goについて詳しく解説していきます。

インビザライン Goとは?

インビザライン Goで治療をしている女性

インビザライン Goとは、マウスピース矯正の一種です。透明のマウスピースを使用して歯並びを整える、インビザラインが展開している矯正装置です。

通常のインビザラインは全ての歯を治療対象としていますが、インビザライン Goは奥歯を除く前歯に特化した矯正装置です。奥歯2本を除いた10本、上下で合計20本の歯を矯正することができます。

インビザラインと同じ仕組みで、1日20時間以上マウスピースを装着し、1週間~10日ほどで新しいマウスピースに交換して歯を少しずつ動かしていきます。

インビザライン Goの特徴

インビザライン Goのマウスピース

ここでは、インビザライン Goの特徴について解説します。

前歯の悩みに対応

インビザライン Goは、前歯の歯列の悩みを改善できる矯正装置です。前歯は口元の中でも最も目立つ部分であり、顔の印象を左右します。前歯に隙間や重なりがあれば、コンプレックスになることも少なくありません。

しかし、矯正するには時間も費用もかかるため、抵抗があるという方も多いのでないでしょうか。インビザライン Goなら、全体矯正よりも短期間で前歯の悩みを改善できます。

前歯だけを手短に矯正したいと考える方に選ばれている矯正方法です。

コンピュータで治療計画を立てられる

インビザライン Goでは、最新技術のコンピューターシステムを使用します。専用の機器で口内をスキャンするだけで、インビザライン Goで治療が可能かどうかを診断することができます。

また、治療計画も光学スキャナーを利用して立てることができます。歯型を取る必要がなく、スキャンした口腔内の情報から治療計画を立てて、オーダーメイドのマウスピースを製作します。

取り外せる

インビザライン Goは、取り外しできるマウスピース型の矯正装置です。食事の際にはマウスピースが取り外せるため、矯正治療を開始してもこれまで通りに食事を楽しむことができます。

また、歯磨きなどのケアも通常どおり行えるため、虫歯や歯周病も予防しやすいといえます。

インビザライン Goの適応症例

インビザライン Goの適応症例であるすきっ歯

インビザライン Goは、全ての症例に対応できるわけではありません。インビザライン Goの適応症例は、次のとおりです。

  • 叢生
  • すきっ歯
  • 交叉咬合
  • 開咬
  • 前歯が傾いている
  • 前歯がねじれている
  • 八重歯

叢生は、歯が並ぶスペースが十分に確保されておらず、歯が重なってガタガタに生えた状態です。

通常、奥歯を噛み合わせたときは上の前歯が下の前歯をわずかに覆います。下の前歯が上の前歯を覆うように噛み合わせる状態を、交叉咬合といいます。

開咬は、奥歯を噛み合わせても前歯が噛み合わない状態です。

どの症例でも、奥歯の噛み合わせに問題がなく、症状が軽度な場合はインビザライン Goで改善できる可能性が高いです。場合によっては、歯を削ったりワイヤー矯正との併用が必要になったりすることもあります。

インビザライン Goで矯正できるかどうか知りたい場合は、歯科医院へご相談ください。

インビザライン Goのメリット

インビザライン Goのメリットイメージ

インビザライン Goは多くのメリットがある矯正装置です。

矯正装置が見た目に与える影響が少ない

ワイヤー矯正の場合、矯正装置が目立つため、話す時などに目につきやすいです。そのため、矯正することを躊躇ってしまう方もいるかもしれません。

インビザライン Goでは透明なマウスピースを使って歯を移動させるため、矯正していることが分かりにくいというメリットがあります。1日20時間以上装着するというルールはありますが、状況に応じて一時的に取り外すことも可能です。

治療期間が短い

インビザライン Goは、奥歯を治療範囲に含まない前歯部分のみの矯正治療です。そのため、全体の矯正治療よりも治療期間を短縮できます。

全体矯正だと1~3年ほどかかりますが、インビザライン Goの治療期間は半年ほどが目安です。短い期間で矯正治療を終えたい場合や、問題が前歯部分にしかない場合に、選択されることが多い矯正治療といえます。

費用を抑えられる

インビザライン Goは全体矯正よりも治療期間を短縮できます。使用できるマウスピースの枚数に制限があるため、費用を大幅に抑えられるという点がメリットです。

全体矯正と比較すると、費用を半分程度に抑えられるため経済的負担が軽減されます。

痛みが少ない

ワイヤー矯正は、矯正装置が舌などに当たることや、強い負担が歯にかかっていることから、治療中に痛みを感じるという方も少なくありません。インビザラインでは徐々に歯を動かすので、ワイヤー矯正に比べると治療時の痛みが少ないといえます。

また、インビザライン Goでは移動させる歯の本数が少ないため、全体矯正のインビザラインよりも痛みが出にくいでしょう。

インビザライン Goのデメリット

インビザライン Goのデメリットイメージ

インビザライン Goには、メリットだけではなくデメリットもあります。デメリットについても理解し、インビザライン Goでの治療を検討しましょう。

適応できない症例もある

さまざまな歯並びの悩みを解決できるインビザライン Goですが、対応できない症例もあります。

インビザライン Goで治療できる症例は、軽度の前歯のがたつきやすきっ歯などです。重度の前歯の乱れがある場合、インビザライン Goでは対応できません。また、奥歯も動かす必要があるケースや、全体の噛み合わせの調整も必要なケースも治療できません。

歯科医師が口腔内の状態を見なければインビザライン Goで治療できるかどうかは分からないため、まずはカウンセリングを受けてみましょう。

インビザライン Go以外の治療方法は選べる場合や、他の治療を併用すれば治療可能な場合もあります。ご自身の状態にあった治療方法の提案を受けるためにも、歯科医師に相談してみましょう。

歯を削ることがある

歯列を綺麗に整えるためには、歯を動かさなければなりません。

しかし、歯列が乱れている場合、歯を動かすスペースが十分にないことが多いです。歯を動かすためのスペースがない場合は、抜歯もしくはIPRと呼ばれる歯の側面を少し削る治療を行います。

インビザライン Goの場合、治療範囲が限られていて抜歯で生まれたスペースを埋められない可能性があるため、IPRで対応することが一般的です。歯を削る量は極わずかですが、健康な歯を削ることに抵抗がある方もいるでしょう。

自己管理が必要

インビザライン Goは、矯正装置が取り外せるという点がメリットである反面、取り外せるからこそ自己管理が必要になります。装着時間は1日20時間以上が推奨されており、装着時間が短いと治療計画通りに歯を動かすことができません。

食事や歯磨きの後にはマウスピースを忘れずに装着しましょう。また、マウスピースの交換時期も決められています。

マウスピースの装着時間や交換時期を守れない、マウスピースを頻繁に紛失するなど、管理できていなければ治療がスムーズに進みません。

治療を中断してマウスピースを再制作しなければならないこともあるため、この場合は治療期間の延長につながるでしょう。

インビザライン Goの費用

インビザライン Goの費用イメージ

インビザライン Goの費用は、30~50万円が目安です。歯列矯正には保険が適用されず、自由診療になります。そのため、治療費は患者さまの全額負担です。

インビザライン Goは自由診療なので、歯科医院ごとに自由に値段を設定できます。複数の歯科医院の費用を比較し、検討してください。

まとめ

インビザライン Goによりきれいな歯並びになり笑顔の女性

インビザライン Goは、歯全体ではなく前歯の歯列を改善するためのものです。全体矯正よりも短期間で治療を終えることができ、費用も抑えられます。

ただし、インビザライン Goで矯正できる症例は限られているため、まずは歯科医院で適応症例に該当するか確認しましょう。

インビザライン Goを検討されている方は、東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療、矯正治療、入れ歯治療など、さまざまな診療を行っています。審美歯科やインプラント、ホワイトニング、クリーニングなども実施しています。

診療案内ページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

審美治療・矯正治療専門サイト