こんにちは。東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」です。
歯肉整形(歯肉整形術)は、主に審美目的で行われる治療です。歯茎の形を整えることで、美しい口元を実現します。見た目を向上できるだけでなく、歯の健康を維持する効果も期待されており、審美的・機能的なメリットがあります。
しかし、治療には費用がかかり、術後の回復に時間が必要な場合があるため、デメリットも考慮することが大切です。
この記事では、歯肉整形のメリット・デメリット、治療方法や流れ、費用について詳しく解説します。
歯肉整形とは
歯肉整形(歯肉形成術)は、歯茎の形を整える審美治療の一つです。特に、歯茎が過剰に露出するガミースマイルや、不均一な歯茎のラインによって笑顔が不自然に見える場合に行われます。
歯肉整形により、余分な歯茎を取り除いたり、歯茎のラインを整えたりすることで、バランスの取れた美しい笑顔を実現します。歯茎が厚く、歯が露出している部分(歯冠)が短く見える場合も、歯肉整形術で見た目を改善することが可能です。
歯肉整形術のメリット・デメリット
歯肉整形術には多くのメリットがありますが、デメリットや注意点も存在します。ここでは、両者を詳しく解説します。
歯肉整形術のメリット
歯肉整形術のメリットは、以下の通りです。
笑顔や口元の美しさが向上する
歯肉整形術の最大のメリットは、笑顔や口元の見た目が大幅に改善される点です。歯茎が過度に露出するガミースマイルでは、笑ったときに歯よりも歯茎が目立ち、バランスが悪く見えることがあります。
また、歯茎が不均一な場合も、整形によって整えれば見た目の印象がよくなります。
審美歯科治療との相性が良い
歯肉整形術を審美歯科治療と組み合わせれば、さらに美しい口元を作ることができます。例えば、セラミック治療やホワイトニングと併用すると、より自然で整った仕上がりが実現します。
歯茎が整っていないと審美治療の効果が十分に発揮されない場合もあるため、歯肉整形術との組み合わせは非常に効果的です。
健康的な歯茎を保てる
歯肉整形は見た目の向上だけでなく、歯茎の健康を保つ上でも有効です。余分な歯茎があると歯ブラシが届きにくい場所が生まれるので、プラークや歯石が溜まりやすいです。
歯肉整形によって歯茎を整えるとブラッシングがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防につながります。
短期間で効果を実感できる
歯肉整形術は短期間で効果を実感できる治療法です。施術自体は通常1回で完了し、数日から1週間程度で回復します。短いダウンタイムで大きな効果が期待できるため、忙しい方でも手軽に受けられる治療といえるでしょう。
コンプレックスを解消できる
ガミースマイルなど、歯茎が過度に露出する口元をコンプレックスに感じる方は少なくありません。歯肉整形によって見た目が改善されることで、口元に対するコンプレックスが解消される可能性があります。
自信を持って笑顔を見せられるようになれば、仕事や人間関係においてもポジティブな影響を及ぼすでしょう。
歯肉整形術のデメリット
歯肉整形術のデメリットは、以下の通りです。
費用がかかる
歯肉整形術は保険が適用されない自費診療であることが多く、費用がかかる点がデメリットです。治療費用はクリニックや使用する技術によって異なりますが、数万円から十数万円が相場です。
広範囲にわたる治療やガミースマイルの矯正では、さらに高額になることもあります。
術後に痛みや不快感が生じることがある
歯肉整形術では、歯茎にメスを入れたりレーザーを使用したりするため、術後に一時的な痛みや不快感が生じることがあります。痛みは通常数日から1週間ほど続き、食事や歯磨きに制限がかかることもあります。
術後のケアが重要
術後は、治療部位を清潔に保つことが非常に重要です。適切なケアを怠ると、感染症や炎症につながるリスクがあります。
歯茎が回復するまでの間、丁寧にブラッシングしなければなりません。歯科医院での定期的なチェックも必要でしょう。
結果が期待通りでない場合がある
歯肉整形術は審美目的の手術であるため、仕上がりが期待通りにならない場合もあります。顔のバランスや歯の形状などによって美しいとされる状態は変わるので、事前に歯科医師とのカウンセリングをしっかり行うことが重要です。
歯肉整形術の治療方法と流れ
以下に、歯肉整形術の具体的な治療方法とその流れを解説します。
治療方法
メスやレーザーを使用して余分な歯茎を切除するのが一般的です。従来のメスを使った手術では正確に切除できる反面、出血が多く、回復に時間がかかる場合があります。
一方、レーザー治療は出血が少なく、治癒が早いというメリットがあります。レーザーを使用すると、切除と同時に止血効果も期待できるため、痛みや出血を最小限に抑えることができます。
電気メスを用いて施術を行う歯科医院もあります。電気メスであれば、レーザーと同様に止血効果が期待できるので、痛み・腫れ・出血を抑えられるでしょう。
治療の流れ
歯肉整形術の流れは、以下の通りです。
カウンセリングと診断
最初に歯科医師とのカウンセリングを行い、患者さまの悩みや希望を聞きます。次に口腔内の診察を行い、どの部分をどの程度整形するかを決定します。
治療計画や術後のケアについても詳しく説明し、患者さまが納得したうえで治療が進められます。
治療前の準備
実際の治療に入る前に、局所麻酔を施します。治療中の痛みを最小限に抑え、リラックスして施術を受けられます。
治療開始
麻酔が効いたら、歯肉の余分な部分を切除します。電気メスやレーザーを使用すれば短時間で治療が完了し、出血も抑えられます。
治療後のケアと回復
治療後は、患部を清潔に保つことが重要です。術後は軽度の腫れや痛みが出ることがありますが、数日で回復します。必要に応じて消炎剤や鎮痛剤が処方され、治療後の適切な歯磨き指導も行われます。
定期的なチェックアップ
術後の経過を確認するため、数週間後に定期検診が行われます。歯茎の回復具合を確認し、必要に応じて追加の調整が行われます。
歯肉整形術の費用
歯肉整形術の費用は、治療法やクリニックによって異なります。治療範囲やケースによっても料金に差が生じます。
また、歯肉整形は主に審美目的で行われるため、保険が適用されないことが一般的です。口腔機能の改善を目的とする場合などでは、一部保険が適用されることもあります。
部分的な歯肉整形の費用は、治療する範囲や本数によって変動しますが1本あたり約5,000円~3万円が相場です。小範囲の整形であれば安価ですが、広範囲になると費用は増加します。
ガミースマイルの治療では、歯全体にわたる歯茎の調整が必要なため20万円~50万円程度かかることがあります。この治療は審美目的であるため、保険適用外となり、自費での診療が一般的です。
まとめ
歯肉整形術は、主に審美目的で歯茎の形状を整える治療です。ガミースマイルを改善したり不均一な歯茎ラインを整えたりすることで、より自然で美しい笑顔を実現します。
歯肉整形のメリットとしては、見た目が向上し、笑顔がより魅力的になるだけでなく、歯茎の健康を保ちやすくなる点が挙げられます。費用が高額であることや、術後の一時的な痛みや腫れがデメリットとなる場合もあります。
治療の選択肢や費用については、事前に歯科医師としっかり相談し、適切な方法を選ぶことが重要です。
歯肉整形を検討されている方は、東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療、矯正治療、入れ歯治療など、さまざまな診療を行っています。審美歯科やインプラント、ホワイトニング、クリーニングなども実施しています。