こんにちは。東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」です。
近年、予防歯科という言葉を耳にする機会が増えてきました。日本ではこれまで、虫歯や歯周病になってから治療を受ける、治療中心の歯科医療が一般的でした。
しかし、欧米では以前から予防歯科が重視され、歯の健康を長く維持するための取り組みが進んでいます。では、予防歯科とは一体どのようなものなのでしょうか。
予防歯科とは、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、口腔内の健康を維持するための歯科医療のことを指します。定期的な歯科検診やクリーニング、正しいブラッシング指導などを行い、歯の病気を予防することを目的としています。
この記事では、予防歯科とは何か、どのようなことを行うのかを解説し、メリットや費用をご紹介します。歯の健康は全身の健康にも影響を及ぼすため、予防歯科の重要性を理解し、日々のケアに役立てましょう。
予防歯科とは

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口腔内の病気を未然に防ぎ、健康な歯を維持するための歯科医療のことです。一般的な歯科治療では虫歯や歯周病になってから治療しますが、予防歯科では、そもそも病気を発生させないという考え方が基本となります。
予防歯科の重要性は世界的にも認識されており、特にスウェーデンやアメリカなどの先進国では、定期的な歯科検診や予防的な処置が広く普及しています。
一方、日本ではまだ「痛くなってから歯医者に行く」という考えが根強く、予防歯科の意識は発展途上の段階です。予防歯科は、単に歯の健康を守るだけでなく、全身の健康維持にも関わっています。
近年の研究では、歯周病が糖尿病や心疾患、脳卒中などのリスクを高めることが分かっています。口腔内の健康は全身の健康につながるため、予防歯科は非常に重要といえるでしょう。
予防歯科ではどのようなことを行う?

予防歯科では、虫歯や歯周病を未然に防ぐためにさまざまなケアや処置を行います。ここでは、予防歯科で実施される主な内容について詳しく解説します。
定期的な歯科検診
予防歯科の基本となるのが、定期的な歯科検診です。一般的に3〜6か月ごとに歯科医院を訪れ、口腔内の状態をチェックしてもらうことが推奨されています。
検診では、虫歯や歯周病の兆候がないか、歯の磨き残しが多い箇所はないかなどを確認し、必要に応じてアドバイスを受けられます。早期に問題を発見できれば大掛かりな処置は必要なく、重症化を防ぐことができます。
PMTC
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科衛生士が専用の機器を使って行うクリーニングのことです。普段の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石を徹底的に除去し、歯を健康な状態に保ちます。
特に、歯石は一度つくと歯磨きでは取れないため、定期的に除去することが重要です。また、PMTCを受けることで歯の表面がツルツルになり、汚れが付きにくくなります。さらに、フッ素塗布を併用することで、虫歯予防の効果が高まるとされています。
フッ素塗布
フッ素には、歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生を防ぐ働きがあります。歯科医院で行うフッ素塗布は、市販の歯磨き粉に含まれるフッ素よりも高濃度で効果が高いのが特徴です。定期的にフッ素塗布を受けることで、より効果的に口腔トラブルを予防できます。
ブラッシング指導
正しい歯磨きを習慣化することは、予防歯科の中でも最も重要です。歯科医院では、一人ひとりの歯並びや磨き残しの傾向を考慮しながら、正しいブラッシング方法を指導してくれます。
例えば、歯と歯の間に磨き残しが多い場合は、デンタルフロスや歯間ブラシの使用を勧められることがあります。また、磨き癖によっては、歯ブラシの持ち方や動かし方を変えることで、より効果的に磨けるようになります。
日々のセルフケアを正しく行うことが、虫歯や歯周病の予防につながるのです。
予防歯科のメリット

予防歯科を実践することで、さまざまなメリットが得られます。ここでは、具体的にどのような利点があるのかを詳しく解説します。
虫歯や歯周病を未然に防げる
最大のメリットは、虫歯や歯周病を防げることです。口腔内の病気は、一度進行すると自然には治らず治療が必要になります。
しかし、予防歯科を受けることで、病気を予防したり初期段階で問題を発見したりできるため、健康な歯を長く維持できます。また、虫歯治療のために歯を削ることが少なくなり、結果的に自分の歯を長く維持できるのも大きなメリットです。
歯を削ると歯の寿命を短くする可能性があるため、可能な限り削らないことが大切とされています。
将来的な医療費を抑えられる
虫歯や歯周病が進行すると、治療費が高額になる場合があります。例えば、重度の虫歯で神経を抜く処置や、歯を失ってしまった場合のインプラント治療は、費用が高額です。
しかし、予防歯科を受けることでこれらのリスクを低減できるため、結果的に医療費を抑えられます。
口臭を防げる
口臭の原因の多くは、口腔内に溜まった細菌です。予防歯科では、歯のクリーニングや歯石除去を行うため、口臭の原因となる細菌の増殖を抑えることができます。
また、歯周病が進行すると強い口臭を引き起こす場合があり、本人が気づかないうちに周囲へ悪影響を与えていることもあります。予防歯科で定期的なケアを受けることで、口臭予防にも効果が期待できます。
全身の健康維持につながる
口腔内の健康は、全身の健康とも深い関わりがあります。近年の研究では、歯周病が糖尿病や心筋梗塞、脳卒中、誤嚥性肺炎などのリスクを高めることが明らかになっています。そのため、予防歯科は全身の健康を守ることにもつながるのです。
特に、高齢者の場合は、口腔内の状態が悪いと食事がうまく摂れなくなり、栄養不足に陥ることもあります。そのため、歯の健康を維持することは、健康寿命を延ばすうえでも重要なポイントとなります。
予防歯科の費用

予防歯科を受ける際に気になるのが、費用です。定期的な検診やクリーニングは重要だとわかっていても、どのくらいの費用がかかるのか分からないと、なかなか受診を決められない方も多いでしょう。
ここでは、予防歯科にかかる主な費用について解説します。
定期検診の費用
定期検診の費用は、保険が適用される場合で1,000円〜3,000円程度となることが多いです。
定期検診では、虫歯や歯周病のチェックに加え、歯垢の除去やブラッシング指導なども受けることができます。
特に問題がなければ費用の負担は大きくならないので、定期的に受けることのメリットは大きいといえます。
PMTCの費用
PMTCの費用は、3,000円〜1万円程度です。保険が適用されない自由診療となる場合が多いため、クリニックによって料金設定が異なります。
PMTCでは、歯石やバイオフィルム(細菌の膜)を徹底的に除去するため、虫歯や歯周病の予防に効果的です。特に、歯の表面をツルツルにして汚れを付きにくくするため、口腔内の健康維持に役立ちます。
フッ素塗布の費用
フッ素塗布の費用は、500円〜2,000円程度です。保険が適用される場合と自由診療の場合があり、年齢や歯科医院によって料金が異なります。
フッ素塗布は子どもの虫歯予防として推奨されていますが、大人でも定期的に受けると良いとされています。歯の再石灰化を促し、虫歯を予防する効果が期待できます。
まとめ

予防歯科とは、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、口腔内の健康を維持するための歯科医療のことです。これまでの治療中心の歯科医療とは異なり、定期的な検診やクリーニング、フッ素塗布、正しいブラッシングの指導などを通じて、歯の病気を予防することを目的としています。
予防歯科によって虫歯や歯周病のリスクを減らし、将来的な治療の必要性を少なくすることができます。また、定期的なケアを受けることで口臭を防ぎ、全身の健康維持にもつながります。
さらに、長期的に見れば、治療費を抑えられるという経済的なメリットもあります。
歯の健康を守ることは、食事を楽しみ、生活の質を向上させるだけでなく、全身の健康にも影響を与えます。これからの人生をより快適に過ごすためにも、ぜひ予防歯科を意識し、日々の口腔ケアを大切にしましょう。
予防歯科を検討されている方は、東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療、矯正治療、入れ歯治療など、さまざまな診療を行っています。審美歯科やインプラント、ホワイトニング、クリーニングなども実施しています。