顎関節症とは?放置するリスクや治療法についても詳しく解説!

顎関節症になり顎を痛がる女性

こんにちは。東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」です。

「顎関節症とはどういう病気?」「顎関節症は放置していても大丈夫なの?」と疑問を持っている方もいるでしょう。

顎関節症は、顎の関節部分に痛みや不快感が現れたり、口の開閉時にクリック音を伴ったりする症状の総称です。普段の食事や会話を困難にする可能性があります。放置すると症状は悪化し、生活の質が大幅に低下するリスクもあるでしょう。

この記事では、顎関節症とは何かを解説し、具体的な症状や原因、治療法、予防方法などについて解説します。顎の不調は生活のあらゆるシーンに影響を与えるため、早期の発見と対処が重要です。正しい知識を身につけ、早期の対策で健康な毎日を目指しましょう。

顎関節症とは

顎周辺の筋肉に異常が生じるイメージ

顎関節症は、顎の関節やその周辺の筋肉、靭帯に異常が生じることから発症する疾患です。顎に持続的な痛みや違和感が現れ、口の開閉が制限されるなど、日常生活に支障をきたす症状が現れます。

頭痛や肩こり、耳鳴りなど他の不調が同時に発生する場合もあり、症状の重さには個人差があります。早期の診断と適切な治療が、症状の進行を防ぐために非常に重要です。

顎関節症で現れる代表的な症状

顎関節症で現れる代表的な症状は、以下のとおりです。

顎周辺の痛み

顎関節症の初期症状として、顎の関節部分やその周辺の筋肉に持続的な痛みが現れます。痛みは、食べ物を噛んだ時や大きく口を開けたときに悪化することがあり、日常の食事や会話に支障をきたす要因です。

さらに、長期にわたる痛みはストレスの増加にもつながるため、早期に対策を講じる必要があります。痛みの程度や頻度は個人差が大きいですが、症状が悪化する前に歯科クリニックでの診断を受けることが大切です。

口の動作時に聞こえる顎の音

顎関節症の症状の一つとして、口を開け閉めする際に顎関節から異音が聞こえるケースが見受けられます。関節内の摩擦や軟骨のすり減り、または関節周囲の組織の緊張などが原因で発生することが多いです。

口の開閉がしにくくなる

顎関節症が進行すると、口を大きく開ける動作に制限が生じ、普段の食事やコミュニケーションに大きな影響を及ぼします。口が十分に開かないため、大きなものや硬い食べ物を噛む際に痛みを感じるほか、日常的な会話にも支障が出ることがあるでしょう。

口の開閉のしにくさは治療によって改善されるケースもあります。

口の横方向の動きの制限

顎関節症では、口を左右に動かす際にスムーズな動作ができなくなる場合が多いです。左右への動きが制限されると、食事中の噛み合わせや話す際の発音に影響が出るため、日常生活における不便さが顕著になります。

横方向の運動制限は、顎の関節周辺の筋肉の緊張や炎症が原因とされ、症状の改善にはリハビリテーションが効果的です。

顎のズレや脱臼

進行した顎関節症では、顎が一時的にずれたり、脱臼したりする感覚を覚えることもあるでしょう。顎関節が正常な位置を維持できなくなった結果であり、激しい痛みや不快感を伴う場合があります。

顎関節症になる原因

睡眠不足で顎関節症になった女性

顎関節症になる原因は、以下のとおりです。

噛み合わせの問題

噛み合わせがうまく調整されていないと、顎に過度な負荷がかかりやすくなります。正しい噛み合わせが保たれない状態では、顎関節に不均一な力が伝わるためです。

歯ぎしり・食いしばり

無意識のうちに行われる歯ぎしりや食いしばりは、顎の筋肉や関節に過剰なストレスを与えます。これらの習慣は就寝中や日中にも続くことがあり、長期間にわたって持続すると関節の炎症や筋肉の緊張状態を引き起こし、顎関節症を悪化させる原因となるのです。

片側だけで噛む癖

左右均等に噛むことができず、常に片側だけで噛む癖があると顎関節に偏った力がかかります。これにより、関節や周囲の筋肉に不均一な負担が生じ、長期的には顎関節のバランスが崩れて痛みや違和感が発生しやすくなります。

ストレスや緊張

日常生活で感じる過度のストレスや精神的な緊張は、全身の筋肉を硬直させます。顎周りの筋肉も例外ではなく、長期間にわたる緊張状態が続くと顎関節に不必要な負担がかかり、痛みや炎症を引き起こしやすくなるでしょう。

睡眠不足

十分な休息が取れないと、身体全体の回復力が低下して顎の周囲にも慢性的な疲労が溜まりやすいです。睡眠不足はストレス耐性の低下を招き、日中の無意識な動作にも悪影響を及ぼし、顎関節に過度な負担がかかることにつながるのです。

悪い姿勢

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で前傾姿勢が続くと、首や肩だけでなく顎周辺にも力がかかります。悪い姿勢は顎の関節に余計な負担をかけて、筋肉の緊張や関節の疲労を引き起こします。

外傷

交通事故やスポーツ中の衝撃など、急激な外力が顎に加わると関節や周囲の組織が損傷すると、顎関節症につながる恐れがあります。外傷後は早期の診断と治療が不可欠です。

顎関節症を放置するリスク

顎関節症を放置したことでめまいが起こるようになった女性

顎関節症を放置したときに起こり得るリスクは、以下のとおりです。

関節の変形が進行する

顎関節に負担がかかり続けると、関節や周囲の軟骨がすり減り、変形する恐れがあります。これにより、口が開けづらくなったりさらに痛みが増したりする可能性があります。

噛み合わせが悪化し骨格が歪む

顎のずれが進行すると、噛み合わせが悪くなり顔のバランスが崩れることがあります。顔の左右差が目立ったり、エラが張ったりする原因になるかもしれません。

全身の不調につながる

顎関節の問題が首や背骨に影響を与え、姿勢の崩れや筋肉の緊張を引き起こすことがあります。その結果、肩こりや腰痛、めまい、耳鳴りといった症状が現れることがあります。

精神的なストレスが増す

痛みや不調が長引くとストレスや不安が増し、気分の落ち込みを招くこともあります。日常生活の質が低下し、集中力や睡眠の質にも悪影響を与える可能性が高いです。

顎関節症の治療法

顎関節症の治療に使用するマウスピース

顎関節症の治療法は、以下のとおりです。

噛み合わせの調整

噛み合わせの調整は、顎関節症の根本的な原因となる噛み合わせの不均衡を改善する治療法です。歯科医師による詳細な診断をもとに、噛み合わせの乱れを正すための矯正や補綴治療を行います。

顎にかかる無理な力を分散させれば、痛みや炎症の緩和が期待できるでしょう。治療後も定期的なチェックを続けることで、再発防止につなげられます。

マウスピースを用いた治療

マウスピース治療は、個々の噛み合わせの問題に合わせたカスタムメイドのマウスピース装置を使用し、顎への不均一な負担を軽減する方法です。口内に装着することで、歯ぎしりや無意識の噛みしめを防ぎ、顎関節への衝撃を和らげる効果があります。

患者さまの状態に合わせて作成したマウスピースを継続的に使用し、症状の改善をはかります。

安静にして負荷を軽減する

安静と負荷の軽減は、顎関節にかかる余分なストレスを抑えるための基本的な対策です。普段の生活において、硬いものを噛む行為や長時間の会話など、顎に過度な負担がかかる動作を見直し、休息を十分に取りましょう。

炎症や痛みが悪化するのを防ぎ、治癒を促す環境を整えることが可能です。適切な生活習慣とともに、ストレス軽減にも努めるようにしてください。

消炎鎮痛薬の服用

症状が強い場合は、医師の指示に従って消炎鎮痛薬を服用することで、急激な痛みや炎症の緩和が期待できます。これらの薬剤は炎症を抑えながら痛みを和らげる効果があり、痛み症状対策として有効です。

しかし、薬物療法は一時的な対症療法であり、根本的な原因の解決と併せて行う必要があります。定期的な診察を通じて、治療計画の見直しと調整を行いながら進めていきましょう。

温熱療法と電気マッサージ

温熱療法や電気マッサージは、顎周辺の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善するための補助的な治療法です。

ホットパックを用いることで局所の温度が上がり、筋肉がリラックスしやすくなります。同時に電気マッサージにより筋肉のこわばりが緩和されれば、痛みの軽減につながるでしょう。

症状の緩和とともに、治療効果を高める役割を果たすでしょう。

顎関節症は予防できる?

顎関節症は予防できるのか疑問を持つイメージ

結論から申し上げますと、顎関節症の予防はできます。では、どのような方法で予防すれば良いのでしょうか。

顎関節症の予防法

顎関節症を予防する方法は、以下のとおりです。

生活習慣の見直し

硬い食材の摂取や大きく口を開ける行動は、顎に余計な負担をかける可能性があります。柔らかい食事に切り替えるなど、顎に負担を与えないよう意識することが大切です。

ストレス発散

心身の緊張やストレスは、顎関節に余計な負担をかける原因となります。日々のストレスを解消するために、リラクゼーション法や趣味、十分な休息を取り入れることが重要です。

適度な運動

運動は、体全体の血行を良くし、筋肉のバランスを整える効果があります。ウォーキングやストレッチ、軽い筋力トレーニングなど無理のない運動習慣を取り入れると、顎だけでなく全身の健康状態が向上します。

悪い癖の改善

片側だけで噛む、頬杖をつく、うつぶせで寝るなどの癖は、顎に偏った負担を与え関節症の原因となることがあります。日常生活の中で自身の癖に気づき、正しい噛み方や姿勢を意識することが重要です。

マウスピースの活用

夜間の歯ぎしりや日中の無意識の噛みしめは、顎関節に過剰な負担をかけ、症状を悪化させる恐れがあるでしょう。こうした場合、専用のマウスピースを装着することで歯や関節への衝撃を緩和し、痛みの進行を防ぐ効果が期待できます。

定期的な歯科検診

顎関節や噛み合わせのトラブルは、定期的な歯科検診を通じて早期に発見することが可能です。定期検診を受けることで、症状が深刻になる前に予防でき、長期的な健康維持につながります。

まとめ

顎関節症を治療し家族と食事を楽しむ女性

顎関節症は、顎や周囲の筋肉・関節に痛みや違和感をもたらし、食事や会話に支障をきたす病気です。噛み合わせの乱れやストレス、悪い生活習慣が原因となり、放置すると関節の変形や全身の不調を招く可能性があります。

早期診断と適切な治療、予防策の実施で症状の進行を防ぎ、快適な生活を守ることが可能です。正しい知識に基づく対策をして、今後の生活の質を向上させましょう。

顎関節症の治療を検討されている方は、東京都港区「白金高輪駅」1番出口より徒歩1分にある歯医者「白金SAIKI DENTAL CLINIC」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療、矯正治療、入れ歯治療など、さまざまな診療を行っています。審美歯科やインプラント、ホワイトニング、クリーニングなども実施しています。

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